カンタス航空の子会社で格安航空会社のジェットスター航空は、新型(豚)インフルエンザの影響で旅客数が大幅に落ち込んでいるとして、7月もオーストラリア/日本間のフライトの3分の1を減便する。 当初6月だけの減便が7月まで延びたことは、2月から旅客数が減少し始めたカンタス航空の国際線に打撃を与えることになる。 
  ジェットスター航空のサイモン・ウェスタウェイ広報担当は、「多数の予約のキャンセルが発生し、現在の日本での予約数が少なくなっており、昨日日本線の減便を延長することを決定した。 ジェットスター航空の日本線における旅客の約85%は日本人である」と話した。 
  日本では新型(豚)インフルエンザの感染者数が増えている状況で、日本政府は学校に海外への修学旅行の延期や中止を求めており、一般の旅行者も敏感に反応する傾向がある。 しかし、日本からの旅客数が落ち込んでいることは、新型(豚)インフルエンザだけが原因ではない。 日本航空は、日本からシドニー、ブリスベン行きの旅客数は、新型(豚)インフルエンザの発生前から急激に落ち込んでいるとしている。 (Source: SMH, 04/06/09 "Jetstar keeps reduction in Japan flights")